女性の月経には周期があります(周期については次で詳しくご説明します)。卵子を受け入れるための準備をする卵胞ホルモンと、受精卵を育てる体制を作る黄体ホルモンが周期によって分泌されています。このホルモンの分泌リズムによって低温期や高温期が見られます。
今までの漢方薬療法では、不妊症に有効とされていた漢方薬を、そのまま飲み続けていましたが、漢方周期法は月経の周期にあわせて漢方薬を変えていくという、西洋医学のホルモンによる月経のリズムと、東洋医学の生殖理論を組み合わせた画期的な方法が「不妊漢方周期法」なのです。
漢方期法を始めて、お体の周期にあった漢方薬を1ヶ月お飲みいただきますと、体調や基礎体温に変化が見られます。それを元に1ヶ月毎に漢方薬の内容を見直していき、より妊娠しやすい体づくりを目指します。服用する漢方薬のご紹介は不妊相談の流れをご覧ください。